ソフトウェア開発で伸びる人、伸びない人

さくっと読み終わった。
本の中にはソフトウェア開発で伸びる人・伸びない人、幸せになれる人・なれない人について筆者が今までに出会ったソフトウェア開発者を観察していて気づいたそれぞれ人の特徴が書かれています。
当然自分はどこに当てはまるかと思いながら読むわけですが、大方伸びる人、幸せになれる人に当てはまっていて安心したようなそうでないような(笑。
これらの特徴の中で自分に当てはまったor当てはまらなかったもので改善すべきものをピックアップ。

幸せになれない人の特徴で当てはまってしまったものは、

  • 過剰期待
  • ネガティブ思考

幸せになれる人の特徴の中で当てはまらなかったものは、

  • 業界における自分の位置を知る人

まず過剰期待。これが一番当てはまってる項目。他人が自分と同じ時間をかけて同じものができないと結構フラストレーションが溜まる。相手が自分より業界経験年数が上だと尚更。ここのところまさにそういう状況があったのだけどこの本にそんな時の解決策があったのでちょっとすっきり。しかもちょうど先週自分の中で出した結論とほぼ同じでよかった。

次にネガティブ思考。基本的にポジティブ思考なつもりなんだけど普段使ってる言葉に否定形が多いのは事実。これを肯定形にひっくり返すように意識したい。

業界における自分の位置については、数年前に他の本で読んで気づいたのでその時転職サイトに登録してどのくらい応募が来るかなんて試してた時期があったんだけど最近は忘れてた。結構大きな会社にいて外に出ない仕事だと井の中の蛙になりがち。

話は変わってこの本の中で一番印象に残ったのは次の文。

「設計はなんのためにするのですか?」

せっかくなのでみなさん考えてみてくださいw。この答えは前にもどこかで読んだような記憶があるのだけど、すっかり忘れて設計することの本質を見失いかけていました。この回答に気づいただけでもこの本読んでよかった。