構造改革とか

最近いろんな本を読むようにしているが、今はテリー伊藤が書いた「総理大臣の仕事が分かる本」というのを読んでいる。
中身は題名どおり今の日本の総理大臣の持っている仕事はどんなものがあるかという話を中心に時折今の政治の問題点が書かれていたり周辺の人(官房長官とか)の仕事内容まで書かれていたりと、中学校の社会で習ったものから一歩踏み込んで「実際総理大臣って何やってんの?」「どんな生活してんの?」という疑問に答えてくれる。

ふとそんな本を読みながら思ったのは、構造改革とかなんだとか色々言われて久しいが、そもそも構造に問題がある組織がその組織を改革しようとすること自体にムリが無いですか?ということ。
構造に問題がある組織に属していて現状に満足しているか現状の組織でもっと格上の役職に付きたいと思っているような人達が進んで現状の組織を壊してまで改革なんかしますかね?するとしたら自分に少しでも有利に働くように進めませんか?

私はそうじゃないという人にはこう問い詰めたい。
「あなたには今後生きてく上で何一つ不自由も無く、それどころか欲しいものが何でも手に入るとしても今の仕事をしますか?」と。
この質問にYESと答えられる人が一体どれだけいるだろうか?