荻原亮@小岩COCHI
今日は久しぶりに亮くんのライブを観に行った。
ピアノの大口純一郎さんとのデュオ。大口さんを聴くのは初めて。亮くんサイトの情報からこのデュオでは南米系やってるんだろうなと期待していったらその通りだった。約半分をガットギターで、残りはいつもの335でモンク、ベンソン、カーラ・ブレイの曲など。
いやー完全に大人な雰囲気。渋すぎ。南米系の曲はジャズスタンダードではありえないコード進行が乱発しているにもかかわらずすんなりと体に染み入ってくる辺りは原曲がいいのと2人の演奏が素晴らしいことによるのでしょう。その他の選曲も渋い。
それから2人のリズムと空気。とても大きい。こればかりは生で聴かないと感じられないライブの醍醐味。
ちなみに荻原亮氏を知らない人のために。
プロフィールは本人のサイトを見てもらうとして、個人的な繋がりはそもそも中学校の先輩後輩という関係(亮くんが先輩)からスタート。それ以来ギターのことに限らず生き方やものごとの考え方等様々な面でお世話になっていて、間違いなく自分の人生にとって最も影響を与えている人のうちの一人。
で、ミュージシャンとしての亮くんはまずギターのコントロール能力がとにかく高い。もう何でそんなに弾けちゃうの?というくらいいろんなことができるしいろんな音が出せる。本当にギター一本で食っていくために生まれてきたんじゃないかと思えてきます。
それからリズムが抜群にいい。とにかく他の人には無い「溜め」のカタマリみたいなプレイをします。
ライブにおいては抜群のリズム感とそれを余すことなく表現できる抜群のテクニックによって染み出てくる「生きた音楽」を感じることができる数少ないミュージシャンの一人。
と亮くんについて語りたいことは山ほどありますが、今日はここまで。