ジョージバンド出国前LastLive@東京倶楽部

6月から「これがラスト」といい続けていったい何回目のLast liveだっただろうか?ジョージバンドライブ。


今回は久しぶりにinstrument onlyのライブ(飛び入り除く)。1st stageの一曲目にやったWhen I Take My Sugar to Tea という曲はジョージ、もりた、おれのトリオで一番最初にカフェで演奏を始めた頃からやり続けていた曲で、きっとこの三人が一番多く演奏した曲でしょう(ブルース以外で)。この日は数年ぶりにいきなりやりましたが、一番気持ちよく演奏できたかも。自分も含めこの3人のここ1年での成長ぶりを最も感じることのできた演奏でした。感慨深い瞬間でした。

 

ちなみにリピーターの皆さんがこれを読んでくれる事を期待して、このジョージバンドというやつの歴史をちょっと。そもそもは大学時代にうちのジャズ研が演奏させてもらっていた近所の喫茶店で週一回の定期的なライブ(ちょっとBGMっぽい)からスタート。たぶんあれは1998年頃。ジョージの卒業まで2年強ほどドラムレスのトリオでオールドなスタンダードをよくやっていました。卒業後もジョージの結婚式等で不定期にちょくちょく演奏していましたが、2年程前まではお互いほとんど練習もせず(たぶん)、ゆえに成長もせずといった感じでした。

ところが、2年程前から東京倶楽部でたまにライブをやるようになりライブのたびに曲を試行錯誤したり他のメンバーを入れてみたりするうちにだんだんバンドのカラーが変わってきました。特にドラムのおばりんに入ってもらったおかげで選曲の幅が劇的に増えて加速度的にバンドの表現力が上がりました。個人的に思うに3人とも就職後数年経って会社生活にこなれてきて再び音楽をやる余裕の出るタイミングが合っていたのではないかと。

今年に入ってジョージが「いいVocalがいるので一回やってみよう」ということになり、Vocal泉が参加。更にバンドに花が咲いたように色味が加わりました。(右が泉、左は本日の飛び入り、ボサノバシンガーの"りさ"さん)

こう振り返ってみると、この日のライブはトリオの演奏から始まり1st stageはstandard中心、後半にかけて80's Pops等を入れて、最後はVocal泉が自分のライブ後にかけつけて数曲。今日の演奏を最初から最後まで見るとこのバンドの歴史が垣間見れたわけですね(笑)。


今回の写真は全て5月のライブで素敵な写真を撮ってくれたフォトグラファー、イッキ君によるもの。メンバーがいかにリラックスして演奏できるバンドかをよく捉えてくれています。大感謝。

そして、ブッキング確認のメールに対して返事を忘れるリーダー(表)のジョージにキレるどころかいつも素敵な笑顔の東京倶楽部のスタッフの皆さんにも大感謝。

そして何よりお盆のど真ん中にも関わらず会場を埋め尽くしてくれたお客様に大感謝です。

2年後のジョージ帰国ライブをお楽しみに!

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