Lost In Translation

tanujazz2005-03-16

Lost In Translationという映画を観た。

すごくいい!

と人に言われてから構えて見るとすごくいいと思わないかもしれないけど(笑)。

ツタヤでなんとなくパッケージの裏の概要を見てサクっと借りたのだけど、題名から連想するような映画ではない。だからあまり構えずにリラックスして観たら、「うーん、なんて素敵な映画なんだろう」と素直に感じられた。

ビル・マーレイが出ているけどもろハリウッド的な映画ではなく、むしろミニシアター系。
でも映像は綺麗だし、描かれている東京も不自然ではない。

この映画の芯は主役の男女2人の関係。この2人の関係がなんとも言えないほどに微妙なのが素晴らしい。すごく切ないわけでもない。すごく楽しいわけでもない。その辺のバランスが見事に微妙なのだ。


まさに微妙な関係(観てない人には意味不明な文章だな)。


それを見事に演じている2人も素晴らしい。監督のソフィア・コッポラって女の人だったのね。それなのにビル・マーレイの演じる主役の男心をよくついてるなーと感心した。

ロマンス系映画では久しぶりに自分にヒットした。