フジテレビ関連

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0324/ubiq107.htm

去年の球団買収騒ぎにつづいて、今回も最後はソフトバンクが一番おいしいところを持っていくんだろうか(笑)。
僕は別にホリエモンライブドアもフジテレビもニッポン放送も好きでもなんでもないのでどっちかがんばれとかそういうのはないけど、ホリエモンのやることはちょっと面白い。良い悪いは別として。

去年のプロ野球参入にしろ、今回のメディア参入にしろ日本の古い体質の部分にいきなり大砲打ち込んでるような感じで面白い。やり方の良い悪いも置いておいてやっとこういう人がでてきたなーという印象。

インターネットが一般人に流行り始めてそろそろ6年くらい経つかと思うけど、当時はインターネットの普及によるメディアの将来とかデジタル家電の将来とかいろんなアイデアや妄想があった。デジタル家電はもう既に当時言われていたようなことが実現されつつあるけどメディアに関しては結局何も変わってない。デジタル放送だってぱっとしない。やっぱり体質の古い人達がはびこっている組織では新しいものを取り入れられないと思う。

日枝とかいう人が「堀江さんは何年後かにはTVが無くなるというは私はそんなことは絶対無いと断言します」と言っていたけどそれはどうかと思う。TVが完全に無くなるということは無いと思うけどTVが今後も映像の主要メディアであり続ける可能性は個人的には5分5分だと思う。

iPod等のポータブルオーディオプレーヤーが流行ってるけど、数年後にはこういうもののビデオ版が流行る可能性だってある。まだ消費電力の問題とかで使い勝手はイマイチだけど既にそういう商品も出始めているし、今年から来年にかけては携帯電話でのデジタル放送受信も始まるはず。

でもそういうところで足かせになるのは古い体質の放送業界だと思う。オーディオプレーヤーの著作権問題とかは徐々に収束しつつあるように見えるがTV系はどうなることやら。

ホリエモンのこういった行動は、IT系の本当に新しい企業で力をつけた人達がホリエモンみたいに古い体質に縛られえて固まっているところをどんどんぶち壊して自分達のものにし始める時代の序章かもしれない。ただ相手も古いけどそんなに弱くはないので簡単ではないと思うけどね。

個人的にはどんどんこういう人に出てきてもらったほうが少しでも世の中が変わっていいと思う。ホリエモンの言うようにここ数年がそういう行動を起こすいいタイミングのような気がするし、こういうことがここ数年でぽんぽん起こる気がする。