ブリュッセル観光

書き終わりました。最終更新日9/4

初日は宿泊地ブリュッセルの観光。ここはベルギーの首都。時差ぼけにより6時に起床。7時にホテルで朝食を取ってさっそく出かける。

まずは観光の中心グラン・プラスGrand Placeへ。
市庁舎 
王の家 
横の建物達 
まだ朝早いのでほとんど人がいない。今日は快晴。王の家の前にはなにやら特設ステージが組み立てられている。この時点では「もう何かのイベントが終わった後なのかな」と思ってたけど違った。

お花屋さんが青空市をやっている。

グラン・プラスを見たら例のものを見に通りを歩いていく。
途中で見つけたタンタンの壁画

タンタンの壁画を越え、しばらく行ってふと「あれ、この辺だよなー」と左を向くとやつはいた!

遠くから見ると、、、

ちっちゃ!!
しかもおとなりにはチョコレート屋さんがあって、実物そっくりなチョコレート小便小僧がオレンジの窓から見えます。

その後おみやげやさんにも、

こ、こんなものまで、、、

向こうの人にもシモネタセンスはあるのね。

小便小僧を見たのはいいが、とっても涼しいので一旦ホテルに帰って上着を着てまた出かける。ちなみに装備はTシャツ+Yシャツ+パーカー。8月なのに。
ホテルからちょっとだけ見えていたサン・ミシェル大聖堂へ行く。うーん、でかい。ずいぶん綺麗な白色だったけど最近掃除したのかな?

中に入るとやっぱり朝早いのでまだ数人しかおらず、ゆっくりとその厳かな雰囲気に包まれる。中にはまだ入れたばかりと見られるパイプオルガンがある。ここは王家のウェディング会場でもあるらしく、その時の写真が展示してあったり、パイプオルガンを入れるときの写真が展示してあった。

ところで、ベルギーの大聖堂で見たステンドグラスは今まで見たことのあるものよりもちょっとポップな印象を受けたけど、何ででしょうね。

そろそろ出ようかなというときにちょうど団体がやってきたので外へ出て、ブリュッセル公園へ。 緑が綺麗で気持ちよい。
この中をてくてくと歩いていくと王宮へ。
 
10:30頃から一部が見れるらしいのだがまだ10時だったので裏をぐるっと歩いて回った。
  
町中でこんな風に花が飾られています。
楽器博物館を発見したので中に入る。
  
こんなものがたくさんあってそれなりに面白い。6階建てくらいの建物だけどさっきのグラン・プラスから見れば丘の上の方に立っているので屋上からはブリュッセルの街が見渡せる。
  
屋上はカフェ・レストランだけど店員さんに「景色だけ見ていい?」と聴くと「もちろん!」というので遠慮なく見渡して来た。
まだお昼には早いのでもう少し歩いてヴィタメール等のお店が集まるところへ行った。ガイドブックに載ってた「Cafe Lefe」というビア・カフェがあったのでそこでお昼を食べることにする。
ベルギーといえばビール!まずは日本でもたまに見かけるヒューガルデンホワイトから。日本でもたまに飲むので味は知ってるけど、ここのはドラフトで出てくるのでやっぱおいしい。
 
料理はメニューを見てもよくわからなかったが、Belgian specialiteというところがあり、そこにある"Waterzooi"という単語はガイドブックで見て記憶があったのでそれを頼んだ。出てきたのはこれ。
  
wifeはオムレツ。こっちは普通だった。ワーテルゾーイはチキンや魚介類をあっさりとしたクリームで煮込んだもの。ここのはかなりあっさり目で味もあっさりだったのでちょっと自分で塩を足した。ここのは鶏肉で、かなりでかいかたまりが2つ入ってた。ワンダホーです。

テラスで食事をしていたらなんという偶然か、wifeの会社の先輩が横を通りすがった。その人達は新婚旅行中でお互いにほぼ同時期にここへ来ることは知っていたらしいがそれにしても偶然すぎ。新婚旅行なのにイギリス空港でストの騒ぎに巻き込まれ、大半の荷物の入ったトランクが空港に預けられたままになってしまったらしく、手持ちのバッグ一つでベルギーを周っていたそうだ。恐るべしスト(後にもう一回別のストの影響を目にすることになる)。

次に、トラムに乗ってオルタ美術館に行こうとしたけどトラムのチケット売り場がなく、また小銭もなかったのでやめた。かなり歩き回ってこの頃には日差しも暑くなってきたので一旦ホテルに帰って昼寝。ぐぅ。

3時過ぎに起きて、ホテル近くにあったギャラリー・サンテュベールというアーケード街に行ってみた。1846年に完成したガラス張り天井のアーケード街。日本じゃ地震があるのでこういうの作れないでしょうね。欧州最高級なアーケードらしいですが、何度か来てもバカンスなのかあんまり店が開いてなかった。

ヌーブ通りというのが若者ファッション街らしいので行ってみた。この写真しか残してないのも自分でどうかと思ったけど、このwomen's secretという店はブルージュとかアントワープとかにもあった。というかこの通りにある店はそこらじゅうでみかけた。

ちょっと和風テイストな下着とパジャマ?が目を引く。この通りは明るいんだけどちょっと雰囲気がよろしくない。地元っ子の雰囲気はこっちなのかもね。
グラン・プラス近くへ戻って小さなスーパーを発見。旅の醍醐味はスーパーにあり、というのはいいすぎだけど外国のスーパーは面白い。

ものすごいビールの種類。しかも安い。一本1〜2ユーロくらい。136円〜ってとこです。この店の前でストリート演奏やってるギタリストがいたんだけど、とてもうまかったので動画まで撮っちゃいました(載せませんが)。ヨーロッパでストリートはよく見かけるけど「うまいな」と思ったのはこの人が初めてかも。話してみればよかったな。

さて、おやつにビールということでもう一杯。

これは買ってから気づいたけどアルコール度数が8.5%でお昼にも飲んでいたので飲み干すのはちょっときつかった。味はアルコールの味が強めであまり好みではないかな。

いい気分になってもう一度ホテルへ帰って夕寝。寝すぎですか?8時半くらいにさっきのギャラリー・サンテュベールの脇にあるイロ・サクレ地区のレストラン街へ。またまたガイドブックに載っていたAux armes de bruxellesというレストランへ。大繁盛してた。29.5ユーロのmenu(コース)を注文。オレは生カキ→ムール貝→クレープ、wifeは魚の酢漬け?→チキンのクリームソース?→ソルベ。どちらも最初にスープがついていた。このスープは写真に撮らなかったけど格別においしい!このあと他の店でも何度かスープを食べたけど、ここのはダントツでおいしかった。スープを食べていると隣に座っていたフランス人のおばさん2人が話しかけてきた。
「そのスープはとてもおいしいでしょ!」「このレストランはとってもいいわよ!」などなど。向こうは英語があまり堪能ではないのでお互いに堪能でない英語とフランス語を駆使してコミュニケートした。楽しすぎる。おばさん達はフランスのマルセイユから旅行で来たらしく、まだ3日目だけどこのレストランに2回来たそうだ。それだけ気に入ったらしい。話していると1皿目が出てきた。
まずは生カキ。ちょっとしょっぱかった。

酢漬け(?)。

おばさんの解説によると、酢漬けの魚は北海で取れるものでベルギーのスペシャリテなんだと言っていた。確かにおいしい。「カキは北海じゃないのよね」と言っていた。はは。。。
続いてメインディッシュ。こちらはムール貝。うまい。あっさり目でさくさく食べられる。

wifeのチキン。すごいボリューム。食べきれず。

ムール貝の料理はかつてマルセイユで食べたことがあるけどベルギーでの料理の仕方は違うらしい。おばさんも言っていた。こっちのはあっさり目のスープで煮込んである。他にもオーブン焼きとか食べてる人を見たけどムールを食べたのはこの一回だった。

さて、テーブルの後ではウェイターのおじさんたちがしきりにフライパンに炎をあげて何かを作っている。おばさん解説によるとデザートのクレープだそうで「と〜ってもうまいわよ〜」というのでオレはそれを食べることにした。

出来上がるクレープ。

たぶん、アルコール度数の高いお酒を使って炎をあげてるんでしょうね。味にはアルコールの感じがほとんど残っておらずパクパク食べられた。

そうこう色々話しておばさん達は途中で帰って行き、我々も夜のグラン・プラスをちょっと見てからホテルへ。

夜の写真だとお化け屋敷みたい(実物はもっと明るいけどね)。